義実家片づけに時間がかかったそのワケは…:金銭編

義実家の片づけに年単位の時間がかかっています。
その理由は?

1、義実家片づけに時間がかかったそのワケは:距離編

2、義実家片づけに時間がかかったそのワケは:モノの多さ編

義実家片づけはある意味長い旅のはじまり?…とも言えるような気持ちです。
今は💦

距離、モノの多さ…に引き続き
避けては通れない問題。

銀河鉄道999の鉄郎くんもコレで苦労していました。
(撮影地は福岡県北九州市の小倉駅)

それは…

●金銭的な問題

正直これはかなり大きな割合を占めています。
義実家に一度行くのに高速代で往復5000円、
食事代などでプラスアルファすると月に最低でも数万円の出費。
ガソリンも月に1,2度入れに行くことが必要でした。

自分の披露宴の1月足らずの間に葬儀を出し、次々やってくる法事。
菩提寺との付き合い。
新盆もすぐでした。

これらの関連費用は現金で用意する必要がありました。

高速代はハイウェイカードをフル活用しました。(今はETCを利用しています)

出費の嵐の中、年金関係の書類が届き、支給されるのかと思いきや
「早く亡くなったから先に払い過ぎてた分、返してね」
といった内容で請求額は6ケタ前半。
目玉ポーンΣ(・ω・ノ)ノ!でした。

片づけを始めて数年後、不要品の引き取り業者に依頼して
冷蔵庫3台、テレビ3台、その他もろもろ持って行ってもらい
かかった費用が1回分約5万円↑。

まだまだ持って行ってもらいたいものがありましたが
全部頼むと一体いくらかかるんだ・・・と気が遠くなりそうでした。

ただね・・・まじめに働いていて良かったな・・とは思いました。

幸い私の貯金を取り崩すことはありませんでしたし、
いざとなった時の多少の自分の蓄えはありました。

借金もしなくて済んでますから、ちょっとした心の余裕というか…
「なんとかなる」そういうものはありました。

私が働きに出れば金銭的にはもう少し楽になれたかもしれません。

ですが正直看護師として働きに出るだけの気力と体力はありませんでした。

新しい環境になれることで精いっぱいでしたし
子供も欲しかったですしね。
30歳を過ぎて結婚した私には子供を望める時間も限られており、
そちらを大事にしたいと思いました。

以上が大きな理由です。

片づけにはほぼ毎週末、時間が取れる時は通いました。

義実家以外ほとんど外出することもなく、
埃だらけになるのでオシャレな服も着る機会がなく…
いろんな人がいろんなことを言ってくるのを聞き、ひたすら片づける日々でした。

義実家は少しづつ片付いても自分の家は片づける気力がなく荒れる一方。
一応新婚さんなのにね~💦

何もかも投げ出したい衝動に駆られることもありましたが、
やはり私にとってダンナはかけがえのない存在ですので頑張れました。

そんな日々の中で出会った「ライフオーガナイズ」。
「捨てない」からはじめるという片づけ法に出会い、
心身共に随分と楽になったのは紛れもない事実です。

私はライフオーガナイザー®の講義で学んだ手順に加え、
「看護過程」も使っています。

私のナースとしての視点を求めて相談に来てくださる方は
「モノ」だけを見ていては、問題を解決できない場合が多くあります。

「やらない」「やりすぎない」選択をおススメする場合もあります。

義実家片づけに時間がかかったそのワケは:モノの多さ編

義実家片づけに時間がかかったそのワケは…
シリーズ2回目です。

初回はこちら

義実家片づけに時間がかかったそのワケは:距離編



多くの方に共通の一番の悩みの根源それは…

●モノの多さ


過去記事でも少し書いていますが、
家一軒が物置き状態、といって過言ではない状況でした。

何故「モノの多さに気づかなかったのか」
見てわかる事なのに。
そう思われる方も多いかな~💦

気付かなかったわけではないのです。

結婚前に訪問したことはありますが、
かなり緊張していたこともあり、
「モノが多いなあ。でも男性の一人暮らしならこんなモノか」
くらいにしか思いませんでした。

今にして思えば危険(?)な兆候はあちこちにあったのですが、
大好きなダンナの家族に悪い印象を持ちたくない、
という補正が、かなりかかっていたのかもしれません。


要は客観的に見ることができなかった・・・という事です。

もっと簡単に言えば「他人事」だった!

同居の予定もなかったですしね。

新居も遠かったのでそんなに付き合いもないだろう…と正直思っていました(;^_^A




モノの多さの感じ方にもものすごく個人差があります。

全然散らかってないのに「散らかってて…」と言われると
「嫌味か?」と思う事ありませんか?

「モノが多い」を
「太っている」「痩せたい」に置き換えるとわかりやすいかな~。

いろんな方の片づけの悩みを伺う中でも
「どこが問題?」と思う方も中にはいらっしゃいます。

そういう方は本気で「モノが多い」
「散らかっている」という事にお悩みだという事もわかりました。

今なにも困っていないけれど、周りから「片づけたら?」と言われる方は
自分の基準と周りの「片づいている」基準が違うのではないですか?

一度自分の部屋を写真に撮ってみてください。

見えなかった部分、気づかなかった部分が見えてくると思います。

義実家片づけに時間がかかったそのワケは:距離編

義実家の片づけに十年以上かかりました。

完全に終わった!というわけではないので正しくは継続中。



●何故そんなに時間がかかったのか

遠距離の義実家の片づけにはそんなに時間がかかるものなのか…と思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

家族構成、抱えている問題などもそれぞれ違いますので
一概には言えませんが、私の場合についてブログ等に書いています。


●距離的な問題

コレが一番大きいです。
義実家は私が住んでいるところから100Kmほど離れています。

交通手段は自家用車。

一般道路でも行けますが、だいたい高速道路を利用します。



限られた時間で、できるだけ滞在時間を長くとるため
異動時の疲れを軽減するためにも、なるべく早く、短時間で移動するために高速道路を利用します。

物理的な距離のほかに心理的な距離も。
もしかしたらこちらの方が「疲れる」大きな原因かもしれません。

義母は私が夫と出会う前に他界。
義父とも片手に余るほどしか会わないまま他界されました。

義理の両親とは言え、私にとってはほぼ「知らない人」。

どんな人だったかわからないまま、
人生の後始末的なことを行うプレッシャーと疑問をヒシヒシと感じていました。


夫も学生時代に実家を離れ就職。
実家に帰る事はほとんどなかったと聞いています。

親子関係も少しの間見た限りではかなりサッパリしたものでした。

心理的な距離が近いからと言って整理できるものではないとも思います。
近ければ近いほど、手を付けられなくなるのではないか・・・。
そのように思います。




次回、モノの多さについて。


片づけが原因で家庭崩壊の危機


講座で習った事を家で話しているうちに
夫も自然に思考の整理がされていったように思います。

実際に義実家の片づけに効果があったこともあり、
私が「1級講座も受講したい」と相談した時も
「イイね~(o^-')b いっぱい勉強してきて~」
という感じでした。

1級講座受講中は
講座でインプットしたことを
夫にアウトプットする日々でした。

右脳的な感覚重視の私
世間でもまれてきた完全に理系脳の夫の突っ込み
苦しいこともありましたが、いろんなことを気づかせてくれるものでした。


●不要品を探す作業ってとてもストレス!

「いらないもの」ばかりにフォーカスして、
それらの数が増えてくるうちに
こちらのストレスも同じようにたまっていくのを感じました。

なんでこんなにいらんもんばっかりあると?(-_-メ)

だんだん腹も立ってきます。

そして、
ほぼ他人の家の片づけをなんで私がしてるんだろう

という疑問と怒りに変わってきました。

夫にも話したことがありますが
この十数年間何度か
「もうできません。勘弁してください」
と言おうと思ったことがあります。

要するに
「ご縁がなかったことにしたい」

と思ったわけです。

「片づけ」が原因で。

そうならなかったのは、私も口に出す前によ~く考えた、
という事もありますが…
いつしか義実家に行かないとちょっと気になる存在になっていました。


ここから先は、夫には言った事がないことです。





♡ゆえ
といったところでしょうか。
(/ω\)

この人一人に負わせるわけにはいかない
という思いがありました。

今もその気持ちは大きいです。

一緒に人生を歩んでいく
と決めた人ですし、その価値がある人だと思っているからです。

そんな気持ちも「片づけ」が原因で壊れそうになったのです。
実際に壊れた話も見聞きしています。

たかが片づけ
されど片づけ

軽く見てはいけません。

ただの不用品の山が、
大切なものを壊す大きな元凶になることもあるのです。

早めに手を打ちましょう。



「私さえ我慢したら・・・」
という考えではだれも幸せになりません。

あなたはどうしたいの?

どうせ・・・
だって・・・

という言葉は、いったん置いておいて。
そこの部分を考えてみてください。

私で良かったらお話うかがいますよ。
「お問い合わせ」からご連絡くださいね。

メルマガの読者の方は、メルマガに返信していただくと私に直接届きます。

ライフオーガナイザーになったいきさつ「変わらない家の中の景色」

「片づけ」に関する資格、仕事をする人が増えてきました。

片づけに関する資格は今の日本に30以上もあるようです。

「ライフオーガナイザー®」もその一つ。

ライフオーガナイザーとは、アメリカでは職業として確立している「プロフェッショナルオーガナイザー」を日本人や日本の住居にあったものに体系化したものです。

詳しくは「日本ライフオーガナイザー協会」のウェブサイトをご参照ください。

ライフオーガナイザー®とは

片付けナース 三浦千枝は
一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会の正会員です。



「ライフオーガナイザー」になる人の中には片づけが大好きで、
という人もたくさんいますが

苦手で・・・片づけられない女でしたという方が大勢います。

私も30歳までの人生、「片づけ」を意識したことは特になく
子どもの頃は母に
「片づけなさい!」
とキレ気味に叱られることも多かったです。

気が向けば几帳面にカスタマイズなどもして片づけてましたが、
基本的には・・・

生活に支障がなければ良いじゃないか

というスタンス。

これは今もそう変わってません(笑)

●何故「片づけ」を学ぼうと思ったのか


それは、一人暮らしだった義父が亡くなって
残された家の管理をするようになってから。

とにかくものすごい物量で、最初の数年は
・捨てても捨ててもモノが減らない。
・家の中の景色もほぼ変わりない・・・
という、ここは無間地獄(=絶えることのない無限の苦しみ、という意味で)か、と思うほどでした。



それまでの自分のやり方ではとても対処できなくて
テレビや雑誌、当時始めたインターネットで、
何とか良い方法はないか・・・
と情報収集をしていました。
現実逃避していた部分もあったかと思います。

そんな中
「捨てるからはじめない」ライフオーガナイズ
というものを見つけました。

ライフオーガナイズの存在を知ってから、
講座を受けるまでに1年ほどかかりました。

まず「ライフオーガナイザー2級認定講座」を受講しました。

2級講座でもずいぶん楽になったのですが、
もっと知りたいな~
という思いが高じて1級認定講座を受講。

その後、スキルアップ講座なども受講して流れに乗って・・・
現在に至ります(・・。)ゞ

●ライフオーガナイズを実践してから・・・

とにかくものすごい物量で、最初の数年は
・捨てても捨ててもモノが減らない。
・家の中の景色もほぼ変わりない・・・

といった状況が劇的に改善しました。

それまでは
物を右から左へ移動させる
不要品を探し出して処分する

という事の繰り返しでしたが、
モノではなく「思考の整理」から行いました。

この部分は、どうやったかというと・・・


私はLO2級講座で自分の価値観が明確になりました。

現在は、ライフオーガナイザーとして実際に片づけの相談や作業をご一緒する機会もありますが、この「思考の整理」という部分を大事にしています。


捨てる作業を始める前に、ぜひやっていただきたいこと



という無料のメールセミナーにてお話ししています。


実際に「片づけ相談」を申し込まれた方にも必ずお尋ねしている内容です。

この部分がわかると「行動」しやすくなります。

私以外の「片づけ」業者に依頼する場合にも役に立ちますので
興味のある方は是非お読みください。



片付けナースに興味を持っていただけた方は是非ご覧ください。
あなたに合ったご利用法をチェック。


◆片付けナース ナースコール緊急度チェック




8月によく読まれたのは「実家」関係の記事でした

8月1日~31日の間によく読まれた記事です。


イベント、セミナー情報は、
メールセミナー終了後にご希望された方にお届けしている
メルマガの読者様にまずご案内させていただいています。





1位  実家の片づけ、最初にチェックするべきものは…

「実家」のモノの多さに一つでも減らしたい!

そういう気持ちになるかと思いますが、まず手を付けるべきものは…
たまに帰ってきて「これ、使ってないなら捨てよう」
それしか言われない親の気持ち…ちょっとだけ考えてみてください。
逆の立場、思い当たる事ありませんか?



2位 夫のスマホ、大丈夫?

夫のスマホに架空請求が立て続けに。
せっかく送られてくる電話番号付きのメッセージなのですが…










3位 シニアの片付け、何を片づける?


親の家の物、片づけるものは3つ。

1、日用品
2、もしもの場合への備え
3、思い出の品

1、と2は早めに整えることをおすすめします。



同数の記事 → 楽しかった思い出 親子でギャップ?


ヒアリングでは主に「不」の部分について伺うことが多いと思うのですが、
もう一つぜひ聞いてみてほしい事があります。

それは、楽しかったこと
今楽しいと思っていることについて。

一緒に暮らしていない間に、親の趣味も変化している事は多いものです。



3位と僅差の記事 掃除機をかけるのが楽しくなった


新しく買った実家の掃除機。
70代の母のお気に入りポイントは…

・軽いので持ち運びも楽。

・やっぱり紙パックが楽。

・ピンクでカワイイ♡


「楽しく」できるのが一番ですね。



「おやかた」が気になりはじめましたか?

「おやかた」=づけ

久しぶりの帰省、片づけるぞ!!!
って張り切ったものの…。

「捨てる」が目的になっちゃうと殺伐とした雰囲気が漂いがち…(;^_^A

「実家」にあなたのモノは置きっぱなしになっていませんでしたか?

まずはそこから始めましょう~。

物が多い家、一人では手に負えない場合業者に頼む場合もあるかと思います。
運搬、処理をやってもらえるとホント、助かりますね。

「全部処分」という場合を除いて、
何を残して何を処分するのか、と言う部分は自分で判断しないといけません。

その部分をはっきりさせるメールセミナーです。
「片付け」を本格的に始める前に、ぜひご一読ください。

メールセミナーはいつからでも始められます。
どなたでも登録できます(^^)/


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1、あなたの「好き」はどんなこと?
2、「捨てない」理由は自分で決めたものですか?
3、「オーガナイズ」で日常生活を取り戻す(前・後編)
4、「遺品」の整理 70歳女性の場合
5、「おやかた」を始める前に
6、時間は自分で作るしかない
7、「おやかた」よりもまず自分
 
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9月1日防災の日 備蓄してますか?

9月1日は「防災の日」です。
大正12年の関東大震災にちなんでのことです。

防災訓練などが行われるところも多いのではないでしょうか。

私が住む自治体でも先日行われました。

非常放送(訓練放送)もあり、驚いた人も多かったようです
事前に回覧などでお知らせがあっているのですが。

参加者に水とお茶が配られました。

賞味期限10年!

マンションで備蓄している水は5年のものです。

備蓄開始時からあっという間に数年たって、そろそろ期限が切れる頃です。

時々消費しながら入れ替えていかないと、
いざという時使えない、という事態にもなりかねません。



一気に入れ替えるのではなく、少しずつ消費しながら入れ替えていく、
という保存法があります。

「ローリングストック法」というものです。



NHKそなえる防災 ウェブサイトより


我が家でも、東日本大震災の後
食料や水などの備蓄を行っています。

全て缶詰やレトルトでしのぐのではなく
「パッククッキング」という調理法も使っていざという時は食いつないでいくつもりです。

実際にやってみた記事がこちらです。


先日はミサイル発射のニュースが。

私が住む地域には配信されませんでしたが、ニュースはこの話題で持ちきりでしたね。

情報は流れてくるけど、じゃあどうしたらいいのか。
とっさのことだと本当にパニックになりそうですね(^^;

このようなサイトがあるって知ってました?
私は知りませんでした。




情報としては「ある」んですね。


頑丈な建物や「地下」って言われても…
うちの近所にも「地下」は無いしな~。

実践できるかどうかはともかく、知っておいて損はないのかな、と思います。

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今季二度目の生タケノコ

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